自律的・主体的・共感的態度
初年次から最終年次までのゼミナール形式の少人数科目では、テーマの選定・文献や史資料の参照・先行研究との比較・発表を学生自身が行うことによって自律的態度を、そして、意欲を持って積極的に研究に取り組む姿勢を4年間継続することによって主体的態度を、さらに、お互いの研究成果について批評を行う中で、それぞれの研究を協同して次につなげていこうとする共感的態度を修得できる科目構成になっている。
また、各領域の「実習」科目や学外授業である「歴史文化フィールドワーク」では、事前に、寺院・城郭・古墳などの史跡や美術館・博物館の展示物の内容などについて履修し、当日は、現地で実際にそれらに接することにより、実物に即した専門的知識を体系的に身につけることができる科目構成になっている。