Education major
専門的力量を持つ、
教育実践者を目指して
教育専攻科長小田 浩伸
本学には一年課程の「教育専攻科」が設置されています。教育専攻科は、学部での学びを基礎として、より深化・応用した学びが追求できるよう、教育学や教育心理学の各領域にわたる多様な科目を履修することによって、学際的な視野を兼ね備えた教育実践者として、より高い技術や能力の修得をめざす課程です。また、幼稚園、小学校、中学校(国語・英語)、高等学校(国語・英語)の専修免許取得に対応できる教育課程を編成しています。
近年の「変化が激しい社会」において、新しい未知の課題や価値観に対応する力を育てることが学校教育に求められています。つまり、予測困難な時代を生きる子どもたちの必要な資質・能力を育てることが教員の使命といえます。今後さらに求められる教員の専門性として、ICT利活用教育(生成AI、教育DX等)、多様なニーズのある児童生徒の理解(発達症、愛着形成の課題、学力の課題、LGBTQ、ギフテッド等)、学校不適応への予防と対策(いじめ、不登校、暴力、非行、ギフテッド、生徒指導、集団づくり等)、特別支援教育(インクルーシブ教育システム、自立活動、巡回相談、医療的ケア、特別支援教育コーディネーター等)、小学校の教科担任制(教員の専門性向上による質の高い授業実現、児童の学力向上等)などの教育課題が挙げられます。
<学部生のみなさん>
学部を卒業して教育専攻科に進学し、専修免許取得とともに、上述の教育課題に対応できる専門性を身に付けてから教育現場にでることを考えてみませんか?一年間の学びは、きっとこれからの教職経験に役に立つと思います。<現職の先生方>
現職教員としての実践経験の振り返りと、新たな学びへの挑戦、最新情報を収集する一年間として、現職のまま教育専攻科への入学を考えてみませんか?きっと、学びの充電と、次のステージに向けたリスタートになると思います。皆さんのニーズに応じた新たな学びとその深化、専修免許状の取得など、担当教員が全力でサポートしますので、一緒に学び合いましょう。
「広げる」教育に必要な様々な領域を幅広く学びます。
学校教育の理論と実践を学びます。
支援教育など新たなニーズにも応える力をつけます。
「深める」ここから、どんどん深く学んでいきます。
自己表現や基礎教育の実践的指導を深めます。
「高める」学びの集大成。指導力を高めます。
教育技術や実践力を高めます。