2019年度秋季特別展
-使える!わかる!つながる!-
2019年度秋季特別展として、本学教育学部企画の「教育におけるユニバーサルデザイン(UD)」を開催いたします。
世界はますます小さくなっています。海外から日本を訪れる旅行者や定住者は年々増えていますし、その逆もまた然りです。まずはバリア(障壁)に気づき、あらかじめ、誰にとっても利用しやすい製品や環境づくりをめざすこと(ユニバーサルデザイン)が、求められています。
教育現場においても、インクルーシブ教育の理念のもと、ユニバーサルデザインの考え方を取り入れ、すべての児童生徒に対して「よりよい学びの環境」を提供することをめざす、授業づくりや学校づくりが注目されています。
今回の展示では、このうち、使いやすい文具、読みやすい文字(書体)、触ってわかる絵本、コミュニケーションアプリなどをご紹介します。そのなかには、児童生徒のさまざまな困難に配慮してもともと作られたものもありますが、同時により多くの人たちにとってもまた使いやすく、わかりやすいものとなっています。
ぜひ、使い良さ、わかる楽しさ、つながる喜びを体験していただけたらと思います。
※期間中の土曜日は午後も開館します。
※10月14日(月・祝)、11月4日(月・祝)、11月10日(日)は開館
「教育現場のユニバーサルデザインとUDフォント(書体)」
高田裕美氏(株式会社モリサワ 営業企画部公共ビジネス課)
岡崎裕子氏(本学教育学部教授)
大阪大谷大学博物館