2019年度 夏季特別展
2019年度は、関西圏内にある大学が設置する博物館や美術館などのミュージアムと連携し、"関西における文化遺産「衣と生活 Kimono and Life」"を統一テーマとしたきもの文化に関連する展覧会や講座、ワークショップを開催します。
本学博物館では、これまで地域の文化研究や地域文化発展、教育研究のために資料を収集保管し、展示公開してきました。ミュージアム連携活動の一環として開催する夏季特別展「江戸から昭和のKIMONO」では、江戸後期から昭和にかけての打掛や振袖、留袖、産着、帯、陣羽織といった晴れ着や、もとは衣類であった裂地や袋物などを展示します。
江戸時代に連なる伝統を備えた作品や、伝統を受け継ぎながらも新しい素材や技法を取り入れ、新たな展開をみせた作品。江戸から明治へ、そして大正・昭和へとさらに近代化が進む中で、時代に合ったハイカラなイメージの大胆なデザインも生み出されていきます。
これらの展示作品を介して、時代と共に変化しながら受け継がれてきた、我が国固有のきものの意匠や染織技術の美をご高覧いただき、未来への継承となりましたら幸いです。
「礼装の継承」
横川公子氏(武庫川女子大学名誉教授・武庫川女子大学附属総合ミュージアム設置準備室室長)
ただし、12:00~13:00をのぞく
「KIMONOの形を知る 千代紙からミニきものをつくる」
西口妙路氏(元大谷女子短期大学被服学科講師・大阪市元気アップ地域コーディネーター)
米澤麻利子氏(元大谷女子短期大学生活文化学科助手・地域ふれ愛福祉サロン『ささはら』地域ボランティア)
※博物館講座、ワークショップは、参加費無料・事前申込不要
大阪大谷大学博物館