令和3年度秋季特別展
-染め 絞り 型彫りの美-
2021年度の秋季特別展では、大阪大谷大学旧短期大学部が教育研究のために収集し、現在でも大学教育に使用している染織資料の中から、人々の暮らしと深いかかわりを持ちながら発展してきた染色品とその道具や制作過程の資料を展示します。
私たちの祖先は自然の中から素材を見いだし、生活の知恵を駆使して「技と心」を育み、美しい布をつくり出し伝承してきました。布に模様を染め上げるためには、職人が丹念に彫り上げた染め型紙や、糸や紐を利用した多様な絞り染めの技法などが必要とされてきました。その匠の技は精緻で見事なものです。
今回の「伝統のわざー染め・絞り・型彫りの美―」展では、日本の資料だけでなく、日本の染色品に影響を与えたインドやインドネシアのバティックとその道具もご紹介します。普段は完成品しか目にすることができない染織品の制作工程を展示することで、その技術の高さや繊細さを知っていただく機会となれば幸いです。
ただし、9月20日(月・祝)、9月23日(木・祝)は開館
世界の染織からみた日本の特色
片岡淳氏(琉球大学名誉教授)
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大阪大谷大学博物館
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