令和4年度秋季特別展
-平安時代の王朝文化から江戸時代の庶民文化まで-
日々の暮らしのなかで、昔の人々の目にはどんな情景が映っていたのでしょうか。そして物語などを見たり聞いたりする時に、どんな場面を思い浮かべていたのでしょうか。絵巻物や冊子本などには、そうしたことがらを読み解くためのヒントとなる絵が数多く描かれています。
今回の秋季展では、本学が所蔵するお伽草子の絵巻や江戸時代の絵入り本を通じて、人々の暮らしの様子や、その文化的背景などについて御紹介します。具体的には展示は、第1部「平安王朝貴族の世界」、第2部「鎌倉・室町時代の庶民の世界」、第3部「江戸時代の庶民の世界」の3部構成とし、時代順にさまざまな絵画資料を紹介します。平安時代の王朝文化から江戸時代の庶民文化まで、そして現実の世界だけでなく、物語などに描かれる空想の世界を含めて、お楽しみいただければ幸いです。
前期 9月19日(月)~10月12日(水)
後期 10月17日(月)~11月12日(土)
お伽草子の世界へのいざない
横田隆志(大阪大谷大学文学部 教授)
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