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特別展のご案内

令和7年度春季特別展

大阪大谷大学宗教文化研究センター創設記念

「改善美 -美で社会を変革する-」

展示趣旨

この度、大阪大谷大学に宗教文化研究センターを創設します。本学は真宗大谷派の大学であり、このセンターは建学の精神である大乗仏教の教えを軸に宗教文化の研究拠点として社会問題にもアプローチするものです。

新しいセンターの創設を記念して社会活動家でデザイナーの幾田桃子氏による特別展を企画しました。幾田氏はファッションやアートなど「美」を活用して、人権や平和、環境問題など、さまざまな社会問題を提起してきました。デザインの中に「改善」すべきメッセージを埋め込み、新たな視点から課題解決の方法を創出してきました。仏教思想にインスピレーションを受けてデザインされた「ジェンダー平等ドレス」に象徴されるように、その教えをジェンダー平等や平和へのメッセージにつなげて作品化する活動もおこなっています。そこには多様な価値観を包摂し、分断なき未来への願いが込められています。持続可能な世界のために、私たちの足元にある課題を学び、体感できる展示です。

開催情報

共催
龍谷大学ジェンダーと宗教研究センター
後援
真宗大谷派、公益財団法人全日本仏教会
開館時間
午前10時~午後4時
展示期間
令和7年4月2日(水)~6月22日(日)
休館日
日曜日および5月2日(金)~6日(火)、5月28日(水)

※4月29日(火・祝)、5月25日(日)、6月22日(日)は開館

入館料
無料

主な展示品

  • りぼん号トレーラー扉部分
  • ジェンダー平等ドレス
  • Anti Racism Ring ほか

博物館講座

日程
4月12日(土)午後2時~
演題
「改善美」
講師
幾田桃子氏
会場
大阪大谷大学カトレアホール