中世寺院と地域社会-南河内を中心に-

歴史文化学科 

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中世寺院と地域社会-南河内を中心に-

寺院が社会の中枢に位置した中世日本。南河内の寺院を素材として中世社会の様相を多角的に掘り下げます。

中世日本において寺院は宗教面だけでなく、社会的に重要な位置を占めた存在でした。寺院は地域社会に根を下ろし、京都の朝廷や権門寺院、また武家勢力と深く結びつきました。寺院は社会の諸階層をつなげる「ハブ」(結節点)であり、中世という時代を見通す重要な視座といえます。本講座では金剛寺や観心寺など南河内の有力寺院を素材として、中世社会の様相について様々な側面から迫りたいと思います。

 

講座のテーマ

中世寺院と地域社会-南河内を中心に-
1. 趣旨・注意事項説明
2. 報告(1)女院の高野信仰と河内国金剛寺の成立
3. 報告(2)中世南河内における寺領と民衆
4. 報告(3)戦国期南河内の寺院と商人
5. 質疑応答

実施日

11/22(土)13:00~16:30

講師

1. 伊藤 大貴(文学部 講師)
2. 川合 康(大阪大学 名誉教授)
3. 永野 弘明(相愛大学 特任准教授)
4. 伊藤 大貴(文学部 講師)
5. 全員

定員

120名

要件

なし

申込期間

9/2(火)~11/6(木)

開催場所

志学台キャンパス 博物館棟11-201教室