スポーツ健康学科授業(実技)紹介

お知らせ
2022.10.28

スポーツ健康学科授業(実技)紹介

授業名:『障がい者スポーツ指導論』実技

実施日:2022年10月11日(火)

今回の実技授業は「交流を通して障がいやスポーツについて正しく理解し、自らの意見を述べることができる」という到達目標を掲げて実施しました。各々のステージでパラ卓球に取り組んでいらっしゃる5人の講師をお迎えし、4組に分かれて車いす卓球(学生はパイプ椅子に座って実施)を体験しました。はじめの挨拶では学生達も緊張した面持ちでしたが、卓球を始めた途端に打ち解けて、どの組も歓声が上がる盛り上がりを見せました。授業後には講師の方々を囲んで話し込む姿も見られ、学生達の今後の進路にも大きな影響を及ぼした一日となりました。

以下、授業担当教員からのメッセージをご紹介します。

『障がいのある人のスポーツを勉強し指導員資格を取得しても、いざ現場にでると「障がいのある人とどう接すればいいか分からない...」そんな不安を少しでも解消することを目的に本授業に取り組んでいます。

授業ではイスに座った状態で卓球(車いす卓球をイメージ)をして楽しさや工夫を感じたり、講師より障がいのことやスポーツのことを話していただき、学生からの質問にも丁寧に答えていただきました。

この授業を通して、「障がいのある人=〇〇な人」とするのではなく、障がいのある人との交流のなかで学生が感じたことをや思ったことを大切にし、障がいのある人への理解をアップデートしてほしいと思います。』

福嶋尊史