人間社会学部
授業名:特別支援体育論(実技)
実施日:令和4年12月2日(金)3限
場 所:大阪大谷大学 ウエルネスセンター アリーナ
授業テーマ:特別支援教育分野における体育指導者のあるべき姿について学ぶ
外部講師:大儀 昌郁先生(大阪市舞洲障がい者スポーツセンター「アミティ舞洲」障がい者スポーツ指導員)
特別支援体育論では『実践かつ体験的に理解を深める』ために、特別支援学校を訪問して実際の授業に入らせて頂いたり、外部講師を招聘しての実技授業を行っています。
今回は、大阪市の障がい者スポーツ指導員をされている大儀先生をお迎えし、車いすバスケットボールを教えて頂きました。この競技はパラリンピックでも花形ですが、障がい者だけでなく健常者も車いすに乗って一緒にプレーできるため、スポーツを通して双方の交流を深めることができる魅力があります。
競技用の車いすを組立てるところから始まり、基本操作を練習し、競技のルールを踏まえた試合形式での実践を行いました。学生達は基本的な動きはすぐに習得しましたが、通常のバスケットボールよりも目線が低くなるため、シュートを決めるまでは時間を要しました。実際に車いすに乗らないとわからないことであり、貴重な体験をすることができました。
今回はもう一つ、学生それぞれが作製した道具を飛ばして飛距離を競う実技を行いました。道具は以前の授業内で、新聞紙を用いて自由に作ったもので、やりのように細長いものやバットのような形のものなど様々です。意外な形のものがよく飛んだり、頑丈に作ったのに空中分解してしまったりと、机上の想像を超える結果となり、学びを深めるきかっけとなりました。