卒業研究合同発表会を開催しました(岡島ゼミ・中村ゼミ)

イベント
2023.02.04

人間社会学部 

卒業研究合同発表会を開催しました(岡島ゼミ・中村ゼミ)

人間社会学科では、本学他学科と同様、4回生は、大学4年間の学びの集大成として、卒業研究に取り組み、その結果を卒業論文にまとめることになっています。本学科では、大学における学びの質保証という社会的な要請を踏まえつつ、卒業研究の質をさらに上げる取組として、最近では、複数のゼミが連携して、卒業研究の成果を発表しあう会を開催しています。

この記事で紹介するのは、異なるコースにある岡島ゼミ(現代社会コース)、中村ゼミ(経営情報コース)が、1月24日、合同で開催した発表会の様子です。

本発表会は、ゼミ生たちが自分の卒業研究の概要と成果を幾分緊張しながら発表し、それに対して、自ゼミ以外の教員が質問やコメントを行い、学生が応答するというものでした。結果、3つの自治体の男女共同参画計画の比較や、自治体におけるソサエティ5.0への対応(スマートシティの取組)、マーケティング・ブランディングやキャッチコピーの経営学的分析、DXの観点からMaaSに関する考察や検温システムの試作など、人間社会学科が扱う、実に多様なトピックについて学びを広げ、深める機会となりました。

参加した4回生の学生たちからは、以下のような感想がありました。

「学生や先生に向けてコンパクトで分かりやすい発表構成を考えることにより、自分の研究は何が重要で、何を伝えたかったのか、
改めて考え直す良い機会となりました」

「今回の合同発表会は自分自身の4年間の集大成である卒業研究を改めて考え、整理するいい機会になりました」

「(自分のゼミでは)あまり触れたことのない分野の研究や意見に触れ、新たな視点や自分の課題に気付くことが
できる刺激的な時間でした」

「異なるコースの学生の卒論発表を聞くことで、テーマが似ていても、着眼点や研究方法が異なることがわかり、参考になり、
研究の奥行きだけでなく広さも実感できました」

「研究成果を要領よくまとめて説明する方法に接することができ、今後の参考になりました」

「3回生にとって、卒論のテーマや内容だけでなく、取り組み方のイメージがしやすくかったのではないかと思います」

なお、本発表会には、今年度から、来年度卒業研究を行う3回生の学生たちにも参加してもらいました。