「令和4年度 松原市アドバンスト・インターンシップ(AIM)成果発表会」が2月25日(土)に阪南大学で学校関係者、大学関係者、大学生、松原市教育委員会、松原市議会議員が参加して行われ、本学の教育学部学生が発表しました。
AIMでは、大阪府内の大学生が「教育に関する課題テーマを設定して、その課題を解決するための政策提案を行う」ことを最終的なゴールとして、インターンシップ実習に取り組みました。本学教育学部の3回生 十倉 蓮さん、高田 海斗さん、丸井 沙季さん、4回生の中田 貴久さんの4人が松原市教育委員会のサポートを受けて9ヶ月間取り組んだ成果を発表しました。
本学学生のテーマは「一人ひとりの子どもの特性に応じた教師自作のオリジナル教材・教具のシェア~教師観ネットワークの活性化~」で、松原市の教育政策に寄与する優れた内容でした。
発表後、多くの質問や感想が出るほどよい反響がありました。また、回答内容や姿勢に会場から大きな賞賛の拍手が起こりました。
長田 徹氏(文部科学省、国立教育政策研究所)からは、次のようなご高評をいただきました。
「手段と目的の整理、重点化がしっかりできていた」
「特別な教育支援を通常の学級に広げる具体策がすばらしい」
「根拠(校長会での説明、アンケート実施)が明確な取り組みであった」
学生たちは、美濃 亮(松原市教育長)氏からの修了証を感謝の念で受け取り、この学びを今後に繋げたいと決意を新たにしていました。