人間社会学部
スポーツ健康学科の授業をご紹介します。
*授業名:障がい者スポーツ指導論 実技
*日 時:令和5年10月25日(水) 3時限
*目 標:交流を通して障がいやスポーツについて正しく理解し、自らの意見を述べることができる
今年度も、パラ卓球で活躍をされている7名の選手を講師にお迎えし、講義をして頂きました。
とても気さくな先生方ですので、学生達もすぐに打ち解けて車椅子卓球を楽しく体験することが出来ました。今年は7チームに分かれてトーナメントで優勝を争い、大歓声が起こるなど大変盛り上がりを見せました。
質疑応答の時間では学生からの質問に率直にお答え下さいました。
Q:日常生活で困ることは?
A:一番困るのはトイレ。介助してもらうことが申し訳なくて辛かった。仲間が励ましてくれたおかげで、一人でできるようになるまで頑張れたので、本当にこの仲間達に感謝している。
Q:外出していて困ることは?また、手伝ってほしいことは?
A:困ることは、特に思い浮かばない。トイレを探すことくらいだが、それは健常者も同じかと。手伝ってほしい時は大きい声でお願いをしているが、声をかけてもらえると嬉しい。
本科目の単位を修得した学生は「初級パラスポーツ指導員」の資格を申請することができます。その先の中級資格を目指して実習をしている学生もいます。授業後に講師の方々と話し込んでいた学生の言葉です。「障がいのある方と健常者が自然と声をかけ合える世の中になっていくといいですね。」