【薬学部 臨床薬剤学講座】薬学部6回生 森田 剛生さんが、第40回日本TDM学会・学術大会において学生優秀演題賞を受賞しました

お知らせ
2024.08.22

薬学部 

【薬学部 臨床薬剤学講座】薬学部6回生 森田 剛生さんが、第40回日本TDM学会・学術大会において学生優秀演題賞を受賞しました

 2024年7月14日~15日に北海道大学で開催された第40回日本TDM学会・学術大会において、本学 薬学部6年生の森田 剛生 さん(臨床薬剤学講座 所属)が学生優秀演題賞(ポスター発表部門)を受賞しました。
 この賞は当大会での優秀演題賞審査対象となる一般学術発表(口頭発表、ポスター発表)について厳正な審査の結果、ポスター発表の審査対象演題5件中2演題に対して授与されたものです。

 今回の演題「経腸栄養剤の1週間連続投与がラットの血中フェニトイン濃度に与える影響」は、経腸栄養剤を1週間連続投与した後に、抗てんかん薬であるフェニトインを単回投与した際のフェニトイン体内動態が変化し、その要因として薬物代謝酵素の発現量変化が関与することを初めて明らかにしたもので、臨床現場でフェニトインを投与する患者さんが経腸栄養剤を併用する際に、血中濃度の注意深いモニタリングが必要であることのエビデンスとなるものです。

森田さんのコメント
「この度、日本TDM学会・学術大会において学生優秀演題賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。指導してくださった先生方や支えてくれた仲間たちのおかげで、このような賞を頂くことが出来ました。研究活動の中で、壁にぶつかり上手くいかないこともありましたが、それを乗り越える過程で多くの学びや、やりがいを感じることが出来ました。研究活動で培った知識やスキルを活かし、患者さんに貢献できる良い薬剤師となれるよう、努力を続けていきたいです。」


発表者: 薬学部 臨床薬剤学講座 6回生 森田 剛生
受賞演題:経腸栄養剤の1週間連続投与がラットの血中フェニトイン濃度に与える影響


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