薬学部
2024年9月18日(水)、大阪大谷大学アロマ同好会ParFumは、大阪南医療センターにて「アロマケアの可能性・アロマを楽しむ会」を開催しました。このイベントは、大阪大谷大学と大阪南医療センターの包括協定を基に企画されました。
イベントの冒頭では、顧問の朴先生(薬学教育支援・開発センター准教授)が「香りの化学」をテーマに講義を行い、香りが人に与える影響やその香り成分を低分子化学の観点から深く掘り下げました。次に、同じく顧問の窪木先生(有機化学講座助教)が「海外でのアロマケアの実践例」について講義を行い、国際的な視点から国内のアロマケアの可能性を紹介しました。
さらに、薬学部2年生で部長を務める角井七海さんをはじめ、学生が主体となり「香りを活かしたゲーム」が行われ、参加者全員が楽しく香りを体験できる場となりました。ゲームは大変好評で、アロマのリラックス効果を楽しみながら学んでいただくことができました。
また、アロマ同好会の活動をより具体的に体感してもらうため、蒸留装置を持参し展示しました。アロマオイルがどのように抽出されるのかを目の前で見ていただくことで、アロマオイルの抽出方法に対する理解や興味を持っていただくことに繋がりました。
大阪南医療センターからは多数の職員の方が参加され、講義後は活発な意見交換が行われました。今回のイベントを通して、医療現場での実際的な活用方法についても議論するとともに、アロマケアに対する理解を深めることができました。
アロマ同好会ParFumは、今後も大阪南医療センターとの連携を強化し、アロマケアの普及と発展に努めてまいります。今回のイベントは、学生とセンター職員が一堂に会し、香りの力を共有する貴重な機会となりました。