教職教育センター
教職オリエンテーション(第1回 教採サクセスセミナー)を開催!
今年度の教員採用試験も終わり、来年の教員採用試験突破に向け、11月30日(水)に文学部・教育学部・人間社会学部の3回生を対象に教職オリエンテーションを実施しました。5時限目の実施にも関わらず93名もの参加があり、3回生のみなさんのやる気と意欲がひしひしと感じられる講座となりました。
教職教育センター長からの挨拶のあと、まずは教職対策委員長から今年度の教員採用試験結果について分析を交えた報告と、『とにかく地道に努力すること』、『自身のスケジュールを立てること』の重要性が伝えられました。
続いて他の教員から、『同じ目標に向かって支えあい、助け合って共に頑張っていける仲間作りの重要性』と、『一人で悩まないで先生方を始め、教職教育センターを多いに活用して欲しい』などの熱いエールが届けられました。
今回の講座のメインは、今年度、教員採用試験に合格した4回生のうち6名による合格体験談です。教員採用試験に臨む後輩に向けて、教採の取組みについての経験談をパネルディスカッション形式で話していただきました。
筆答対策としては、
・本格的に勉強を始めたのは3回生の秋頃からで、一日、6時間から8時間勉強した
・過去問に取組むことでその自治体の問題傾向が掴めるのでまずは過去問を解くこと
・同じ問題集を繰り返し何度も取り組むことが大事
・毎日新聞を読み、時事に関心を持つようにすること
などのアドバイスがありました。
面接対策としては、
・多くの先生方に面接練習をしてもらい、いろんな視点からアドバイスをもらうようにする
・『面接対策ノート』を作成し、質問事項やアドバイスを整理し積み重ねていく
・日々のニュースに耳を傾け、自分だったらどう思うかを常にノートに記しておく
などの対策をしていたとのことでした。
4回生からの共通のアドバイスとして、『長丁場の取組みなるので、モチベーション維持が重要』とのことでした。その対策として、『自身のストレス発散方法を見つけておくこと』、『日常において自分の楽しみの時間も大切にし、その時間を目標に頑張ること』、『精神面でしんどくなった時に一人でもサポートしてくれる人を見つけておくこと』などのアドバイスがありました。
3回生からの質問コーナーでは、『1日6時間勉強をする際の具体的な学習方法』や、『各自治体の情報収集の仕方』、『アルバイトや睡眠時間はどうしていたか』など、熱心で具体的な質問が挙がりました。
講座の最後にはセンター教員から、今後の教採対策の予定として、教職模試や筆記対策講座、面接対策講座など、春休みまでのスケジュールについて説明があり、3回生は一生懸命メモを取り、熱心に聞いていました。
熱気溢れる講座となり、これからいよいよ本格的に教員採用試験対策に取組む3回生にとって、合格された先輩からのメッセージは大きな励みとなる貴重な時間となりました。
今後、面接練習、模擬授業、実技試験...と、様々な対策を教職教育センターで進めていきます。うまくいかず悩むこともあると思いますが、それを乗り越えてきた先輩たちにぜひ続いてほしいと思います。
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