人間社会学部
本学は、「報恩感謝」を建学の精神とし、すべてのいのちが最高の輝きを得られるよう、共に助けあって成長していけるような社会の実現に貢献する人材の育成を行なっています。また、本学が位置する富田林市では、常に子どもの最善の利益を第一に考え、子どもに関する取組や政策を社会の真ん中に据える「こどもまんなか社会」を富田林市で実現するよう、さまざまな取組とともに、現在、子どもの権利に関する条例を制定しようとされています。
こうしたなか、人間社会学部の岡島克樹と教育学部の長瀬美子が担当する「課題発見・解決演習(子どもイベント編)」という科目では、今年度、UR都市機構と富田林市とが共同で設置・運営する、金剛地区魅力向上拠点∞KONROOMからいただいたミッションにもとづいて、履修学生たちは、子どもの遊ぶ権利を保障する取組として、金剛中央公園で開催する子どもイベントの企画に取り組みました。
具体的には、9月29日と10月5日・6日の3日間、学生たちは5~6人1組となって、関係者によるレクチャーの聴講や現地視察を行うとともに、数々の子どもイベントを企画・実践されてきたNPO法人み・らいず2からご指導いただきながら、企画・発表資料の作成を行いました。そして、最終日の10月6日には、∞KONROOMのスタッフの前で、企画発表を行ない、みんなで投票を行ない、最優秀賞と優秀賞を選びました。
こうして最優秀賞に選ばれた「手形アート」イベントは、11月24日、開催予定の金剛バルのなかで実施されます。