人間社会学科では，４年間の学びの集大成として，学生たちは全員，卒業研究に取り組みます。そして，その卒業研究で得た学びをより深く，また，より多角的なものにするために，異なる専門分野のゼミが合同で卒論発表会を開催しています。

 発表会では，経営情報コース（新カリキュラムではデータサイエンスコース）の中村ゼミからは生成AI広告の可能性と課題，eスポーツの現状分析，ふるさと納税における地域間格差の現状分析，ウイスキー蒸留所による地域活性化をテーマにした発表，現代社会コースの岡島ゼミからは少子化と自治体の取組，いじめと子どもの権利，環境省が取り組む地域循環共生圏とその事例をテーマにした発表というふうに，非常に多様なテーマに関して，インタビュー調査やデータ解析，現地視察，文献調査を行なった結果の発表が行われました。

＜学生からの声＞

「卒論を書くだけでなく発表することで，自分の中で卒論を書いて得た学びが一定程度身についた，復習になったと感じた」

「分かりやすくまとめられているパワーポイントや思いつかなかった発想のパワーポイントなど，勉強になることが多くあり，参加できてよかったです」