人間社会学部
例年100名以上の方にご参加いただいている公開講座「中・高校生のためのソフトボール教室」ですが、今年度は趣向を変えて実施しました。
【第1部】
2025年1月11日(土)9:00~16:00
午前中は本学ソフトボール部監督・コーチ・部員が、受講者をポジション別に分けて、基礎から指導を行いました。事前準備として、部員の誰がどのチームを担当するか、どのポジションの指導を担当するか、どういった順序で練習を進めるかなど綿密な計画を立てて実施しました。限られた時間内で効率よく実践していただきたい、今後の練習に活かしていただきたいという想いを受講者の皆様も受け止めてくださり、楽しい雰囲気の中でも集中して取り組む、とても有意義な時間となりました。
午後からはゲーム形式の練習を行いました。「この場面ではこう動く」という基本の動きができていない受講者には、『なぜこの動きをするのか』をその場で説明し理解してもらうので、次第に理想の動きができるようになりました。
今回は茨城県や奈良県からもご参加いただいており、講座の認知度が上がっていることを大変ありがたく受け止めています。今後も引き続き、個人でもチーム単位でもたくさんの方にご応募いただくことを願っています。
【第2部】
2025年2月2日(日)10:30~15:00
整形外科医・内科医による講義と相談会
【講師】
和田 誠氏(医師、わだ整形外科クリニック院長)
吉川 眞由美(医師、本学人間社会学部教授)
午前の部は和田先生と吉川先生より、第1部のソフトボール教室にご参加いただいた中学生および本学の強化クラブ部員に対して講義を行いました。肩や肘などの整形外科的トラブル、月経困難などの内科的トラブルについて、そしてスポーツ医学の視点から故障の予防や治療について分かりやすく解説しました。
午後の部はそれぞれの先生への相談会を開催しました。受講者は「質問票」を記入し、個別もしくはチーム単位で医師に相談をしました。肩や足首などに故障をかかえる相談者には、ポケットエコーで診断をしながら、現状と今後の対処法などを丁寧に説明しました。