博物館 宗教文化研究センター
この度、大阪大谷大学に宗教文化研究センターが創設されました。本学は真宗大谷派の大学であり、このセンターは建学の精神である大乗仏教の教えを軸に宗教文化の研究拠点として社会問題にもアプローチするものです。
新しいセンターの創設を記念して社会活動家でデザイナーの幾田桃子氏による特別展を企画しました。幾田氏はファッションやアートなど「美」を活用して、人権や平和、環境問題など、さまざまな社会問題を提起してきました。デザインの中に「改善」すべきメッセージを埋め込み、新たな視点から課題解決の方法を創出してきました。仏教思想にインスピレーションを受けてデザインされた「ジェンダー平等ドレス」に象徴されるように、その教えをジェンダー平等や平和へのメッセージにつなげて作品化する活動もおこなっています。そこには多様な価値観を包摂し、分断なき未来への願いが込められています。持続可能な世界のために、私たちの足元にある課題を学び、体感できる展示です。
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