人間社会学部
12月2日(土)13時~17時、「岡島ゼミ生と行く 南花台見学ツアー」と題するイベントを開催しました。このイベントは、富田林市SDGsパートナーである本学人間社会学科 現代社会コースの岡島ゼミ生たちが、SDGsゴール11「住み続けられるまちづくりを」をテーマに、急速な高齢化を背景に、多様で複雑な諸課題をかかえるようになった「ニュータウン」の諸課題に関する文献を読み、また、聞き取りを行った結果を踏まえて、企画・実施したものです。
今回の見学ツアーでは、本学が位置する富田林市にあるニュータウンである金剛地区の方々とともに、近隣の河内長野市南花台に設けられたコミュニティ拠点「コノミヤテラス」を訪ね、住民による有償ボランティアを促進する「お互いさん」と呼ばれる取組等についてお話を伺ったり、開発団地内の自動運転実装としては全国初の事例である「南花台モビリティ クルクル」の乗車体験を行ったりしました。また、「コノミヤテラス」で活動される南花台地区の住民の方々と、今回ツアーの参加である金剛地区の住民の方々が交流する機会を設けました。そこでは、2つの地区の住民の方々同士でたいへん活発な情報共有が行なわれていました。
今回の見学ツアーの実現に協力してくださった「コノミヤテラス」のコーディネータやボランティアの皆様をはじめ、河内長野市役所 政策企画課、富田林市役所 金剛地区再生室、富田林市市民公益活動支援センター、UR都市機構 戦略調整室の皆様、そして、ツアーに参加してくださった金剛地区の皆様に、こころからお礼を申し上げます。