人間社会学部
2月7日(土)、プロフィギアスケーターの鈴木明子氏をお迎えし、「壁はきっと越えられる―未来をつくるために―」と題してご講演いただきました。当日は約340人の方が本学講堂で耳を傾けました。
2度のオリンピック出場と入賞、世界大会優勝など素晴らしい経歴の持ち主です。しかし、そこに至るまでの道のりは平たんではありませんでした。夢をかなえるために話していただいたことのいくつかを紹介します。
「スケートの才能があったのではなく、努力する才能があったから、夢の舞台に立つことができた」
「オリンピックの氷上で震える自分の左手を見て、緊張している自分自身を受け止めたら滑り出せた」
「怖がっているだけでは変わらない。自分が一歩を踏み出さないと世界は変わらない」
最後に、選手を引退して「すべてが学びだと思い、色々なものから吸収できるしなやかな心と体を持ち続けたい」と現在の心境を話してくださいました。会場に集まった一人一人が、それぞれの状況のなかで彼女の言葉を受け取った日となりました。