歴史文化学科の学生が「歴史観光フィールドワーク」で龍田古道に行ってきました。6/8(土)

お知らせ
2024.06.11

文学部 

歴史文化学科の学生が「歴史観光フィールドワーク」で龍田古道に行ってきました。6/8(土)

本日は、日本遺産「もう、すべらせない!!~龍田古道の心臓部「亀の瀬」を越えてゆけ~」をたどります。

河内堅上駅を出発して龍田古道を歩き、まずは竹原井離宮跡へ。こんなところに宮殿?といった感じですが、平坦で広大な敷地があったことは地形からもよくわかります。前に流れる大和川も、ここで大きなカーブを描いているだけに、当時は優れた景勝地であったと思わせます。

夏目茶屋の渡し跡にかかる吊り橋をへっぴり腰で渡り、大和川の対岸にある河内国分寺跡へ。山を少し登るので、これもこんな山の中に七重塔?といった感じです。塔跡が復元されていて、当時の雰囲気の一端がわかります。

いったん河内堅上駅に戻り、龍田古道を奈良方面に。今回のメインは、亀の瀬地すべり歴史資料館です。亀の瀬地すべりインフラツーリズム運営事務局の専門ガイドさんにご案内いただき、館内や地すべりトンネル、そして奇跡的に残った明治の鉄道トンネルを見ることができました。

ひじょうに暑い中、がんばって最後は三郷駅まで歩ききりました。この日本遺産の課題は認知度です。学生たちは道中さまざまな議論を交わしていましたが、さあ、妙案が出るかどうか。