岩井 晃子
「これからの社会が,どんなに変化して予測困難な時代になっても,子どもたちには、自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,判断して行動し,それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。」新しい学習指導要領に込められたこの願いをかなえるためには、教員自身が探究力を持ち、学び続ける存在であってほしいと、教員の資質に一層期待がかかっています。
「教師の仕事に対する強い情熱」「教育の専門家としての確かな力量」「総合的な人間力」 今、教員に求められるこれらの資質・能力は一朝一夕で育まれるわけではありません。すでに持っている自分の資質に気づき、それを伸ばそうとする誠実な努力と、自分の中のまだ眠っている能力を引き出そうとする強い意志が必要です。
それぞれに思い描く「理想の教師」に近づくために、自分自身と向き合い、仲間とつながり切磋琢磨して成長する、そんな「先生」と出会うことができる日を子ども達は待っています。そして、そんな「先生」になるみなさんを、私たちは応援します。